同窓会ニュース  

No. 1. (2001年9月28日発行)

平成13年度生物科同窓会総会について

毎年2月の修論発表会終了後に行われていた同窓会ですが、本年度は11月3日に大学が企画する同窓生集いの日「ホームカミングデー」に合わせて行うことになりました。これは、本年度から修論の発表者が多くなり、生物科の同窓会総会をこの日に行うことが不可能になったためで、今年2月に行われた平成12年度総会にて決定されました。事務局では、来年度以降もこの日に定着させる方向で検討していきたいと考えております。「ホームカミングデー」とはクラスや研究室、サークル、恩師を囲んでの会、有志など、さまざまなつながりで卒業生が同日同時刻に母校に集まり旧交を温め、また、これを契機に卒業生の力を結集して教育に関する今日的諸問題を克服する力をつけるという大学の企画です。

生物科同窓会の企画講演

今回の生物科同窓会総会に先立ち、二人の先生にお話しをいただく企画を計画いたしました。お一人は40年近くを学芸大学生物科と共に歩まれ1989年にご退官され、今なお精力的に活躍されている名誉教授の井上 勤 先生で、「国家戦略としてのバイオテクノロジ−」という演題で、新世紀における国際的な潮流の中での知的財産の伝達について講演していただきます。もう一人は、生物科の同窓生であり、現在、東京学芸大学教授の岡崎恵視先生で、「花の観察学入門」という演題で花の作り、役割、進化について生物教育的な視点を踏まえた講演をしていただきます。

企画講演と総会の会場

会場は大学正門を入って左前方にある自然館の2階、卒論発表でもしばしば使われた「自共(自然科共通教室)」です。自然館こそ昔と変わっていませんが、大学構内は、一昔前とは全く異なる景観になりました。「号館」と呼ばれ親しまれていた4つの講義棟は、数年前に4階建ての立派な建物に生まれ変わりました。また、正門前の並木道や、自然館前の噴水池のあるケヤキ林周辺も、ここ10年で様相が変わりました。自然館中庭にある雑木もずいぶん大きく成長しています。

この日に研究室の同窓会を開きませんか?

生物科同窓会の日に、各研究室の同窓会や同学年のクラス会を企画してみてはいかがでしょうか。ホームカミングデーにあわせ、生物科以外でも同窓会を企画している学科も幾つかあるようです。また、この日は東京学芸大学の学園祭「小金井祭」の初日でもあります。文化の日、旧友を誘い合い、また、ご家族連れで久しぶりの母校の様子を見るのも一考と思います。事務局では多くの皆様のご来場をお待ちしております。

 平成13年度生物科同窓会総会

  日時:平成13年11月3日(土)

   15:00〜15:30 講演 「 国家戦略としてのバイオテクノロジ−」 東京学芸大学名誉教授 井上 勤先生

   15:30〜16:00 講演 「花の観察入門学」 東京学芸大学教授 岡崎恵視先生

   16:00〜16:30 同窓会総会

  場所:自然科共通教室(東京学芸大:自然館2階)



戻る